こんにちは。
サラリーマン大家のりばてぃー(@PAPALOG_LIBERTY)です。
不動産投資を勉強する上で、最も重要なことの一つと言っても過言でないのが不動産関連の本・書籍をたくさん読むことです。
本・書籍から学ぶことの重要性はブログやツイッター等でよく聞く話で、「不動産投資を始める前にはまず100冊読め」と推奨する人もいるくらいです。
そこで、今回はおすすめの不動産漫画、『正直不動産』を紹介します。
出典:Amazon
『正直不動産』は漫画雑誌「ビッグコミック」にて好評連載中で、不動産業界の裏側や実態に切り込んでいることからも大きな話題を呼んでいます。
さすがにこの一冊を読めば十分とは言えませんが、漫画を通して不動産投資の知識や業界の実態等を分かりやすく学べるので、特に初心者の方には最初の一冊としてはとっつきやすいと思います。
漫画以外のオススメの不動産投資の本・書籍はこちらの記事で紹介していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
漫画『正直不動産』とは
トップ営業マンだった男が嘘をつけなくなることから始まる物語
「正直不動産」の主人公はとある不動産屋のエース営業マンの永瀬。口八丁と爽やかなイケメンスマイルで契約を取りまくり、成績は常にトップを走っていた。
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そんなある日、地鎮祭を執り行う土地にあった石碑を壊したことから「祟り」によって全く嘘がつけなくなり、本音しか言えないようになってしまう。
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それからというもの、口八丁手八丁の営業トークが全く出来なくなり、成績はがた落ち。幹部からもクビをちらつかされたり、ライバル営業マンに負けたりと、永瀬の人生は大きく変わっていくことに。
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もう嘘がつけないと悟った永瀬は、「嘘なしの正直(真実)に基づいたカスタマーファースト」をモットーとして、再び営業のトップを目指すべく走り出す。
ざっくりですが、これが正直不動産のストーリー概略となります。
正直不動産の特筆すべき点
この正直不動産という漫画を読んで「凄いな」と感じた部分は、
・サブリース契約
・専属専任契約で手数料両手取りの囲い込み
・おとり物件
・営業マンが顧客には話さない裏側(ノルマ達成のため)
・実際に実在しそうな悪徳オーナー(敷金・礼金泥棒)
これら不動産業界で横行しているグレーな手法等が詳しく書かれていて、読者にとても分かりやすく解説されている点です。
また、各巻の最後には原案者である夏原武さんの「スペシャルエッセイ」のコーナーが設けられていて、不動産業界の裏側のみならず、難しい専門用語等が分かりやすく解説されており、初心者の方がより知識を深められるようにうまく構成されています。
『正直不動産』を読んだ後に注意してほしいこと
正直不動産を読み終わった後、もしかしたら「すべての不動産業者や営業マンは信用できない!」と感じてしまう方もいるかもしれません。
「カボチャの馬車」や「スルガ銀行の不正融資」等、現実に不動産業界では悪質な事件が発生していることもあり、それも仕方がないでしょう。
ただし、一つ忘れてはいけないことは、
買い主(又は借り手)がいれば、当然のことながら売り主(又は貸し手)もいる、ということです。
つまり、不動産屋の営業マンはできるだけ買い主と売り主の双方が納得する形(売買金額)で契約を成立させるために、嘘をつく(もしくは事実をあえて伝えない)ということもあるということです。
これは不動産業界に限らず、一般的なサラリーマンの世界においても大なり小なりあり得る話ではないでしょうか?
顧客との関係もそうですし、上司部下の関係でもそうです。
物事が円滑に進むようにあえて言わない事実等もあると思います(わたしはあります・・・)。
不動産業者の構造や営業マンが置かれている立場・心理を知ることは非常に大切で、不動産業者と「良い距離間」をもってお付き合い出来るようになります。
つまり、営業トークを完全に信じ切ることもなく、完全に疑ってかかることもない、ということです。
これらのことは、正直不動産の中で巻き起こる様々なストーリーを読み進めていくうちに、自ずと理解できるようになるでしょう。
まとめ
漫画『正直不動産』はフィクションの世界ですし、すべての不動産業者が悪事を働いているというわけではありません。中には良心的な不動産業者も存在します。
ただ、漫画の中で語られているグレーな世界は現実世界でも起こっているのもまた事実です。
これから不動産投資を始められる方や駆け出しサラリーマン大家の方はぜひ、この『正直不動産』を一度手に取っていただき、不動産業界のリアルな姿を疑似体験してみて下さい。
必ず参考になると思います。
それではまた!!
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